« iMac液晶パネルの最期 | トップページ | 残念登頂!塩谷丸山 »

2012年6月20日 (水)

MSRのテントはなぜ高価?

12062001REIテント(Cirque2)のフライベタベタ
とシーム関係の劣化で使用限界に来た
ため次期テントを選定していました。

オールメッシュのテントはー昨年購入し
たシェラデザインズのベーパー2があ
のでREIのようにメッシュオンリー
の部分が無く、冬も使える(冬山は当
然想定外)ものとしました。

基本的に風に強いテントが欲しかったので、検索による絞り込みから、アライテントのトレックライズが第一候補にあがりました。これは、山での定番テントですが、いい値段します。REIの2倍近くです。形状的にはドアが1枚のみで、ポールに引き綱がついており最強且つストイックな感じが漂います。その他の国産物もほぼ同様です。

12062002 それでは海外物を安く買えないかと探
すと、REIの価格レベルではメッシュ
部分の多いものばかりで、寒い時はす
きま風で辛そうです。

メッシュ部の極力少ないものを探すと、
MSRのハバハバHP2がやっとヒットし
ました。ところが値段はトレックライ
ズ以上。ただドアも2枚ありフライを
つけるとREIに感じが近いのですが、
何故か高い。

ネットでもトレックライズとハバハバHPを比較している人が居たりしますが、前述の通り、山ではトレックライズがお勧めになっています。

強風時のテントの辛さを経験していますからトレックライズしかないなと思ったのですが、2枚ドアに惹かれるものがあり、また、山用テントの価格の高さに感覚が麻痺してハバハバHPを選んでしまいました。

購入は正規輸入品は諦め、個人輸入にしようと思ったのですが、テントの下に敷くフットプリントの納期がかかったり、税金を払う手間などが面倒で、ネットの代理輸入店から購入。正規品と個人輸入の中間位の値段でした。

12062003 さて、なぜハバハバHPが何故高いのか
ベーパーとじっくり比較してみました。

画像はパッキング状態のベーパー(1.8
kg)とハバハバHP(1.9kg)です。REIが
2.5kgありましたからどちらも軽いで
すが2つの差は感じません。

最近の流れなのでしょうか、収納袋が
異常に大きくて、コンパクトにならな
いのでベルトで縮めています。

見た感じは同等です。

12062004 袋から出したところは同じようなもの
で省略。

ポールは最近流行のハブ付きです。強
度的に心配との声もありますが、どう
なんでしょうかね?

それと、ハバハバHPは全部が1本もの
です。ベーパーは2分割。確かに組み
立てるときは抜けないメリットがあり
ます。

ポールのメーカーは同じで、ハバハバHPの方が若干太めですが、強度に差が出る程の感じはしません。

REIは丈夫そうでしたが、その分重かったと思います。

ポールの質感でハバハバHPが若干上か?

12062005 そうそう、ハブ式のポールでは問題が
あるんです。

前の画像にもあるように、たたむ時に
ハブ部の出っ張りとポールがあたった
状態になります。

この時、両者のエッジがあたった状態
でたたまれると、パッキング後にショ
ックが加わった場合、薄い方が負けて
エッジが変形してしまうことがあるの
です。

ベーパーでそれが起こり、変形部を切り取ったところです。ここからヒビが広がらないかちょっと不安です。

12062006 ポールを組み立てたところです。

足元と頭のところがほぼ垂直に立ち上
がって内部に圧迫感が出ないようにY
字型になっています。

その分、テントの背骨になるポールが
1本なので、全体的に2本のクロスポ
ールより強度が不足しているように思
います。

ベーパーの方が短いのは全体の高さが
やや低いのと傾斜が少ないためでしょう。

この辺はほぼ同点です。

12062007 ハバハバHPはポールの末端でフットプ
リント、テント、フライの末端を串刺
しにできる構造になっているのでフッ
トプリントとポールだけで組み立てる
ことができます。

ベーパーはテントの末端にポール押さ
えがあるのでテントとポールをセット
で組み立てないとフットプリントがつ
きません。

12062008 これに、フライを付けると簡易タープ
になります。

まあ、昼寝するときの日よけ位にはな
るのではないでしょうか。

これは、他のフック式のテントででき
るのがあるかもしれないので、大きな
メリットとは言いがたいですけど。

後からテントをセットすることもでき
ますが、フックは引っかけにくいです。

テントドアは両面ですが、軽量化のためか、ドアにメッシュが付いていないので、暑い時期は苦しそうです。

総合的にハバハバHPの勝ちです。

12062009 フライのジッパーは防水タイプです。また、軽量化で薄くなっているのかフライが非常に柔らかく手触りも最高です。テンションもかけやすいような感じがします。この柔らかさで防水性を出すのは難しい感じがします。一時期のMSRテントフライのコーティングが加水分解してベトベトになったのはこの柔らかさ対応した処理が原因だったかも知れません。ベーパーのフライはもっとパリパリしています。

フライにはベンチレーション機能もついています(効果は未確認)。

この辺はハバハバHPの勝ちでしょう。ちなみに、フライにシワが目立ちますが真面目に張ってないためです。

12062010 中はテントの端が立ち上がっており、

足があたったり頭が接触することは
ありません。

特に、シュラフがあたると結露で濡れ
たりするのが防げます。

これは引き分けでしょう。


12062011 そろそろ結論ですが、モノとしてはハ
バハバHPの方がベーパーより上だと思
いますが、2倍の価格差はないと結論
しておきます。

2つを並べてみると、ベーパーの小ぶ
りさがいとおしく感じられます。一方、
ハバハバHPは風に対する不安は否定
できないですが、強風でなければ快適
なテント生活が送れそうです。

次回は実戦投入で再度価格2倍を検証してみたいと思います。

耐風試験になったら辛いなあ・・・。

|

« iMac液晶パネルの最期 | トップページ | 残念登頂!塩谷丸山 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« iMac液晶パネルの最期 | トップページ | 残念登頂!塩谷丸山 »