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2014年7月16日 (水)

過酷な道中、見近島

14071601先週は見近島(みちかじま)に行ってき
ました。見近島は伯方島(はかたじま)
と大島(おおしま)を結ぶ橋の橋脚があ
る小さな島です。この橋はしまなみ海
道の一部でもあります。

島には、無料キャンプ場があり原付と
自転車のみが下りられるそうです。海
側は防波堤になっているのですが、狭
いスロープがありここからキャンプ場
に行くことになりました。

行きは因島を出て伯方島の北側を、帰りは南側を通るルートです。大潮のため潮の読みが重要になります。

14071602 当日は出遅れしまい、出艇場所に着い
た時には針屋さんがほぼ準備を終えて
いるところで待たせてしまいました。
この出遅れが後々効いてくることにな
ります。

漕ぎ出してみると実に快調で8〜10
km/hで進みます。大きな波が立ってい
る所は無くサーッ流れている感じで周
囲がボイルしています。

岩城島を抜けて伯方島の北側を抜ける頃から徐々に失速が始まり伯方島と大三島(おおみしま)の間(鼻栗瀬戸)に入り始める頃には速度が3〜4km/hまで落ち込んでしまいました。出遅れたため転流が始まってしまったようです。速度が落ちたため進むのに時間がかかりさらに潮が強くなることになります。

針屋さんとしては、転流前後の穏やかな時にこの地帯を抜ける予定だったのに、私が思いきり足を引っ張ってしまいました。

14071603 伯方島と大三島を結ぶ橋の下(これも
しまなみ海道)にやっと来ました。こ
こを抜けて左に進むと別の橋とその橋
脚のある見近島が見えてくるはずです。

橋の下は川のように流れています。こ
こで少し遊びました(こんなことやっ
てる場合じゃなかったのに)。動画の
ように最初は漕ぎ上がれていたのです
が、そろそろ橋をくぐろうとした時、
全然近づかないんですわ。


何気にGPSを見たら0km/hなんです。これはヤバイとあせって漕いでも0〜1km/h。真横の崖を見ても同じところにあるどころか前に行ってしまうのです。1km/hってマイナス1km/hのこと? これじゃ永久にキャンプ地に着かないと焦り、岸ベタで進むことにします。と言っても岸の部分も流れが速いので、岩ギリギリのところを進むのですがパドルが当たって十分漕げません。必死に漕いで橋を越えてからは、舟から下りて歩いて舟を引っ張りました。針屋さんはその脇を漕いできたのですが、私にはその体力は残っていませんでした。この後さらに強くなる潮流はここをどう流れるんでしょう? こわ〜。 その後、バテバテでキャンプ地に到着しました。針屋さんお疲れ様でした

14071604 キャンプ場はトイレ、水場、東屋のあ
る充実したところで、チャリダーや原
付ライダーが数グループキャンプして
いました。当然、オーディオ大音量、
酔っ払って夜中まで馬鹿笑いの類は皆
無でした。

夜から朝にかけて雨が降る予報でした
が、まあ、小雨程度だろうと藤棚の下
にテントを張りました。

夕食を食べている頃から何故かだんだん風が強まり、時々突風気味に吹くようになったところで寝ることにました。今回はソウロの張り綱もしたので、風でテントが歪むことは無く安心でした。フライのバタつきがウルサいなあと思いつつ眠りに落ちたのですが、3時頃、雨の音で目が覚めました。風は無くなったものの結構な降りです。例によってウトウトしながら朝を迎えましたが、ザーザー降りでテント内で朝食をとり、東屋にテントを移して撤収を始めました。

14071605 ここからは針屋さんとは別行動で、針
屋さんは一足先に荷物をまとめていま
す。雨が止むまで待ってからと思って
いたら「もうすく浜が無くなりますよ
」との恐ろしいアドバイス。

焦って、荷物をまとめる中、針屋さん
が出艇して行きました。

やばい、最悪スロープからの出艇とだ
と覚悟を決めて荷物を積み始めました
が、何とか間に合いました。ちなみに周辺に漂っているペットボトルとかスプレー缶が悲壮感を醸し出していますが私の舟から出た物ではありません。流れ着いた物です。

14071606_4 海から見たキャンプ場です。真ん中よ
り少し左にスロープがかすかに見えま
すが、浜は完全に消失しています。

建物は雨を避けた東屋です。コンクリ
ートの大きな塊は橋のロープのアンカ
ーですね。目立ちます。

実はここに謎のトンネルがあり、入っ
見ると行き先は海でした。後から調べ
たところ、橋桁を作る資材の陸揚げ用
のものらしいとのこと。こんなところで廃道の類が見られるとは。

14071607 雨は殆ど上がりましたが、島には雲が
かかっています。針屋さんは船折瀬戸
経由ですが、名前にビビった私は舟折
れを左に見て真っ直ぐ進み能島(のし
ま)の方に進みます。

帰路で唯一ここだけが追い潮でした。
ただ、能島を超えたあたりで流れが複
雑になり、色々な向きのボイルがあっ
て、舟が真っ直ぐ進みません。

後で、GPSでの速度を確認したところ16km/h出ているところがありびっくりしました。その前後も12km/hなのでGPSエラーではないと思います。

実はこの辺が宮窪瀬戸と呼ばれるところで、HPの潮流体験カレンダーによるとあと30分もすると凄いことになるらしいです。事前に通過できてラッキーでした。

14071608 伯方島を抜けました。

前に来た時は、佐島の西側を抜けたの
ですが、今回は佐島と弓削島(ゆげじ
ま)の間を抜けてみることにしました。

潮流予想では追い潮の筈でしたが、弱
い向かい潮で5km/h強しか出ません。
伯方島を抜ける時からずっと同じです。

沖に出れば状況が変わるかと進路を変
えてみたのですが状況は改善せず、淡々と漕ぐだけです。

やっと佐島がはっきりしてきました。右側にかすかに見えるのが弓削島です。この頃になると薄曇りになりましたが、暑くも寒くも無く条件としては良好でした。

14071609 何とか佐島と弓削島の間に到着し、ひ
と休みです。ここでも向かい潮で相変
わらず5km/hのペースですが、これか
らどんどん強くなって行くはずなので
のんびりしている暇はありません。

何とか弓削島の橋を越えたところで、
フェリーに抜かれました。

この先、歓声が聞こえるので岸を見る
と中学校?の生徒が紅白に分かれて櫓漕ぎ舟の競争をしていました。水上競技会? 伝統を感じるなあ。

14071610 やっと出艇地に戻ってきました。何と
か潮流が速くなる前にたどり着きまし
た。

でも、真面目に漕いでずっと5km/hで
した。疲れたー。

まあ、道中いろいろあって針屋さんにも迷惑かけましたが、結果オーライと言うことでご勘弁を・・・。

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コメント

いやもう本当に御疲れ様で御座いました、僕の方こそメッチャタイトな
プランを提案しちゃって、申し訳なかったです。
実は能島城本丸跡から宮窪の写真を撮っている時に遥か沖を颯爽と…
ではなくボイルに苦しむバラキさんを お見かけしていたんですよ
残念ながら僕の「おーい」の声は届かなかったようですが。

>潮流体験カレンダーによるとあと30分もすると凄いことになるらしいです。
はい凄い事になっていました。
潮流体験のみならず、渦潮体験をガッツリさせて頂きました。
ちなみに今回は南流でしたが、北流はもっと凄いらしいです。
是非次回は北流の日に御一緒しましょう!

投稿: 針屋 | 2014年7月16日 (水) 22時46分

見られてしまいましたか。雄叫びを聞く余裕なしでした。

>是非次回は北流の日に御一緒しましょう!
んーん、ご勘弁願います。次回はロール系も練習しましょう。


投稿: tukara | 2014年7月17日 (木) 21時54分

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