« コンパス仮設置 | トップページ | 念願の小豆島一周(中編) »

2016年9月28日 (水)

念願の小豆島一周(前編)

160928010以前から小豆島一周を考えていたので
すが、なかなかタイミングに恵まれま
せんでした。

9/22,24,25の飛び石連休に9/23を休め
ば4連休になり、3泊4日の行程が取
れます。

9月はそれ程暑くもなく、海況も安定
傾向なので、ラストチャンスとしてチ
ャレンジすることにしました。図は当
初のものです。

160928011 ルート案は宝伝海水浴場をスタート&
ゴールとして時計回りに1周です。3
日目まではソロで4日目は針屋さんと
一緒に漕ぎます。図は初日の実際の
ものです。

3泊4日は今までに経験が無いので、
宿泊地を確実にするため海水浴場をベ
ースに考えました。最終日は勝手知っ
たる鹿島海水浴場にしたかったので、必然的に時計回りになってしまった訳です。

1日の漕行距離は自分の実力を考えて20km程度にしました。午前中10km位、昼食&休憩1時間、午後10km位とかなり余裕のセッティングです。こうしないと、後半疲れが出た時困りますから。

持ち物は基本的に今までの1泊2日の仕様に衣類、食料、若干の暇つぶしグッズを増やしています。

16092802 前日は会社で飲み会があったりして寝
不足気味で宝伝に7時過ぎに到着。祝
日ですが、墓参りのおじさんが居ただ
けでした。

天候も雨がぱらつく曇天。浜に行って
みると結構向かい風が強い。モチベー
ションが上がりませんが、気合いを入
れて準備します。

小豆島が近くに見えますが、島が大き
いからで、そのずっと東端が本日の目的地、小部(こべ)キャンプ場です。ただ、小豆島全体が見えていたのはこの時だけでした。

16092803 9時丁度に漕ぎ出してみると、重大な
ことに気がつきました。「普通に漕い
でるのに3km/hしか出ない」のです。

日中は殆ど上げ潮なので逆潮になるこ
とは分かっていたのですが、ここまで
きついとは。

今日は小潮なのですが、中潮から変わ
ったばかりの小潮なので流れも強いの
です。

おまけに向かい風で波も1m弱あり、出艇早々厳しい状況です。

16092804 これが、その時のGPSによろる対地速
度(by カシミール)です。10時から12
時半までずっと2km/h台で漕いでます。
その辛さが分かります? 左手に見え
る牛窓の前島全然近づいてきませんで
したから。

いつも以上に荷物満載で、舟の安定性に寄与はしてますが、どの程度舟速に
ダメージを与えているんでしょうね?

16092805 雨のパラつきがひどくなったので薄手
のパドリングジャケットを着ます。パ
ドルから手を離してPFDをはずす必要
があるので、ちょっとハラハラします。

気温的にはラッシュガードで十分なの
ですが、風もあるので体が濡れると寒
くなってしまいます。

GPSに宝伝~小部キャンプ場をほぼ直
線に結ぶ位置にウェイポイントを入れ
てきたのですが、そこを通るのは諦めました。進む方向を東と南のベクトルに分けると、東方向が逆潮で弱く南方向に進んでしまうのです。小部まで半分も行かないうちに小豆島に着いてしまいそうです。取りあえず東北東の家島方面を目指します。

16092806 ダイレクトに小部を目指すのを止めて
一度小豆島側に寄って反転流を利用し
て進むと言う手も考えられたのですが
実際にそうなのか不明で、またその分
漕ぐ距離が増えるので決断できずに居
ました。

そのうち雨が強くなり、回りの景色が
何も見えない状況にもなりました。家
島も前島もそして小豆島も。

この時、コンパスが役立ちました。兎に角、東を目指せば良いですから。瞬間的な方向を掴むのはコンパスが優れていますね。

16092807 この状況では一周を断念すると言う選
択肢もあるのですが、取れない理由が
あったのです。

実はキャンプ場に16時に行くと約束
しているのです。予約の電話を入れた
時、丁度台風16号が来ていているし、
この時期他に客もいないので「来ない
でくれた方が有り難い」と言う対応だ
ったのです。

そこを拝み倒し、確実に到着時間を守ることでOKしてもらったのです。

予定では、楽勝に到着できる筈だったのですが、この低舟速では結構厳しく、のんびりして居られない状況になってしまいました。

16092808 漕ぐのを止めて休憩すると潮でどんど
ん戻されてしまうので、一瞬休むこと
しか許されません。

昼食も1時間遅れでおにぎりをほおば
りますが、何か全然味を感じない。で
もエネルギー切れにならないよう食べ
なくては。

こんなこともあるから、うかつに約束
なんかするべきではないと言う後悔の
念が浮かんだのも事実です。逆に漕ぎ続けるモチベーションにもなったのですが。

16092809_2 雲に霞んだ島の東端が少し大きく見え
る頃には、流れも少し弱まり4km/hく
らい出るようになりましたが、

さすがに疲れが出て、連続して漕げず
10分位に1度休みを入れる状況になっ
てしまいました。

でも、なかなか近づかないんですよ。
舟から下りて休めないのも大きなスト
レスです。

ただ、16時までには到着出来そうな手応えを感じてきました。

16092810 話がなかなか話が進まないので、端折
ってキャンプ場が見えてきたところま
で飛びます。

後で、管理人のおじさんと話をして分
かったことですが、このキャンプ場は
小部の自治会で運営しているそうで、
管理人も持ち回りだそうです。

予約した時は、丁度台風対策に関する
準備で忙しかったこと、予約してもな
かなか現れず待ちぼうけを食らってしまうことがあったりでドライな対応になったようでした。

あー、遅れなくて良かった。

16092811 天候は相変わらず雨がぱらついており
明日も午前中は傘マークなので、不本
意ながら、テント泊は止めて休憩所に
泊まることにしました。

今日が旅の初日ですから、今後の体調
を考えて苦渋の決断をしたと言うこと
にしておきます。

シャッターのある所で食事を作らせて
貰いました。疲れのため、ビール2缶
飲んだだけでかなり酔っ払ってしまい、その後雨の当たらない部屋で安心して眠ることが出来ました。漕行距離は22kmでした。(続く)

|

« コンパス仮設置 | トップページ | 念願の小豆島一周(中編) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« コンパス仮設置 | トップページ | 念願の小豆島一周(中編) »