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2016年11月

2016年11月16日 (水)

潮流以外にもトラップが(男木島)

16111601前回、男木島に行く予定が結局、直島
になりました。

今回は天気も良く、風も弱いので男木
島行きを決行しました。メンバーは前
回と同じ、針屋さんと同僚です。

前回も前々回も大潮で、最近巡り合わ
せが良くないですが、何とかなるだろ
うと思って行った訳ですが。

いつもは男木島灯台のキャンプ場に行
くのですが、今回は東側の大井海水浴
場にしました。ここは、大きな東屋とトイレがあるので、何かと便利なのです。

また、海水浴場までのルートですが、灯台を越えて北から行くルートと加茂ヶ瀬戸を通って南から行くルートがあります。

加茂ヶ瀬戸では1度ひどい目に合ったことがあり、大潮も考慮して北ルートを取ることにしました。

16111602 前回より1時間早く日の出の浜を出ま
した。

潮は15時半頃まで下げなので、それま
でに男木島灯台付近に行けば問題ない
はずです。

下げ潮に乗って局島までは快調に進み
ました。向島を過ぎて男木島と女木島
が見えてきました。

ここは、本船航路を横断するルートなので要注意です。

まず、西行きですが1隻見送っただけで渡ることができました。東行きは続いてくる3隻の船を見送って無事横断。ここまでは問題ありませんでした。

16111603 しかし、航路を渡り終えた時点で海面
が荒れてきました。

船待ちなどの影響もあって転流が始ま
ってしまいました。波はもちろん、逆
潮が厳しく灯台を越えて先に進むこと
がなかなか出来ません。

不規則な波でバランスを取る必要があ
り、逆潮に向かって単純に漕ぎ進むこ
ともできません。

同僚の「波にもてあそばれていませんか?」の言葉と、GPSの0km/hの表示を見て、取りあえず岸に寄ることにしました。

16111604 岸に寄っても波は小さくなりますが流
れが強く、頑張って3~4km/h位。

岬を越えると楽になるとは思うのです
がなかなか近づきません。

また、波のある範囲がかなり広く、こ
こを抜け出すのは結構大変そうです。

そのうち、隠岩にボトムを擦ったりし
て焦りましたが、大事には至りません
でした。

16111605 やっとの事で岬を越えると逆潮も弱く
なり、程なく海水浴場に到着しました。

しかーし!予定していた東屋が無いん
です。ここには、2つの東屋があって
浜のしっかりしている方が消滅してい
ます。

やむなくもう一つの東屋にしたのです
が、ここは砂浜が短く石浜が露出して
います。

荷物満載艇にとっては不得手な条件です。一人で浜まで持ち上げて運ぶのは大変ですし、石に当たるとその重さ故、舟へのダメージが大きくなります。

今回は人海戦術で何とかなりました。

16111606 上陸して、東屋の下にテントを張ろう
と思って床面を見てみると、砂が打ち
上げられた跡があります。何か、東屋
が海に異常に近いんです。

これって、海水が床まで上がってくる
と言うこと?

昔の跡の様な気もするし、かといって
今日は大潮前日でもあるし、大事を取
って一段上の道端にテントを張ること
にしました。

もう逆潮の中、頑張って東屋目指して来た意味が無いじゃん。まあ、宴会は東屋の下でやりましたけど。

16111607 テントと宴会の準備の前にトイレに行
ったところドアノブの無い鉄扉が半開
きになるよう石が置いてあります。こ
の時は換気か何かだろうと気にもとめ
ませんでした。

着替えて濡れ物を干し、他にいい場所
は無いかと探して時間が経っていった
のですが、この間ずっと同僚の姿が見
えません。

おかしいなあと、電気の灯ったトイレの方に行ってみると、扉が閉まっています。

何と中から同僚の声がします。石がずれて扉が閉まったようです。内側からは開けられないとのこと。外から押してもびくともしません。鍵がかかってしまったのでしょうか? そのために石が置いてあった? それなら、島の反対側の集落まで行って鍵を貸して貰わなければなりません。持っている人が見つかればですが。もう、気が遠くなりました。激しく空腹でしたから。

女子トイレの扉の構造を調べると、内側からも鍵が開けられることが分かりました。そこで、鍵の状態を確認して貰うと、鍵はかかっていないことが判明。あとは、抵抗になるものはないはずなので、外側から扉を蹴り込むことにしました。

祈る気持ちで蹴ったら開きましたよ。どっと疲れが。ドアの立て付けが悪くなって内側から引っ張っても開けられなくなったので、石を置いていたらしいです。とんだトラップでした。

後から考えてみると、あの扉はシーズンオフの閉鎖用のもので、たまたま石で開けておいてくれたと理解するのが正しいのではないでしょうか。

16111608 宴会には、危うくミイラ化を免れた同
僚のユニフレームのネイチャーストー
ブ+炭が焼き物で活躍しました。組み
立て式であるものの、熱ひずみもなく
大きさもカヤックでは問題なしです。
◎評価とします。

今回は、フグとホッケの焼き物で美味
でした。この時期、焼き物は最高です
ね。次回はイカ?サンマ?

夜の9時半頃が満潮だったので、東屋の床まで海水が上がるかどうかを確認してからお開きとなりました。

風が強くて波が高い場合以外は大丈夫のようでした。

書き忘れましたが、もう一つの東屋は土台を含めて跡形もありませんでした。謎です。

16111609 翌日は島のどちら側から帰るかみんな
で悩んだのですが、北側は荒れる範囲
が広くた大変なので、南の加茂ヶ瀬戸
を抜けることにしました。

タイミング的には、下げ潮なので逆潮
ではないですが、反転流と潮波が心配
です。

覚悟して行ってみると、波の出る雰囲
気はありましたが、反転流の影響も無
く無事通過することができました。

その後、男木島灯台寄りに進んでから、特に問題もなく航路を横断しました。

16111610 直島に近づくと、本船航路から豊島の
北側に向かう船もあって注意が必要で
す。

この後、まったりした海面を実に気持
ちよく漕ぎ進んで行きました。潮止ま
りから少し過ぎたタイミングが良かっ
たのかも知れません。

この後は、下げ潮で若干の逆潮でした
が昨日に比べれば誤差範囲です。

ただ、京ノ上臈島と宇野港の間は流れが強く、そこそこ翻弄されながら日の出に戻って来ました。

そして、〆のロール練習。天気は良かったのですが、全身水に浸かるのはキツくなってきたので、軽くやって終了。同僚も左のショート以外はOKでした。

さて、日も短くなって長距離は難しいので、次回は近場で宴会をメインかな・・・。

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2016年11月 9日 (水)

コンパスに関する一考察

16110901
コンパスを導入しましたが、以前書いた潮流による影響を数値的に考えてみました。

図の様にS点からG点に向かう場合を考えます。その距離は5kmです。

カヤックの速度が5km/h、潮流が進行方向と直角に2km/hで流れているとします。

カヤックが12分(0.2時間)後にG方向に5×0.2=1km 進むと、

同時に潮流で、b=2×0.2=0.4kmS'方向に流されます。

G点まで残りd=4kmなので、G点までの角度のズレθは、辺 d、b、eで囲まれた直角三角形を考えると、

tanθ=b/d=0.4/4=0.1

従って、

tan-1(0.1)=5.7°

となります。目標値まで10kmであれば、

tan-1(0.4/9)=tan-1(0.044)=2.5°

と言った感じで、当然、遠くになる程誤差は減りますが、それなりに誤差が出ます。この数度の誤差は無視できないように思うのですが、どうなのかなあ・・・。。

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2016年11月 2日 (水)

目的地が2転3転(直島)

16103001週末は大潮のため、南北方向に漕ぐと
思い切り東西に流されるので潮に乗れ
る男木島を計画していました。

ところが、当日晴れてはいるものの北
東の風が強く、潮は下げのため、風と
潮流が喧嘩して大変なことになること
が予想されるため男木島は中止としま
した。

この風では、快適なキャンプが望めな
いので、風の防げる葛島に変更しまし
た。

日の出の浜からダイレクトに葛島に向かうにはちょっと近過ぎるので、直島
をぐるっと回っていくことにしました。

実はこれは相当甘い考えでした。出艇時間も結構遅かったですから。

16110202 日の出の浜は後ろの崖が風を防いでく
れるので、ポカポカ陽気なのですがこ
れに騙されて風が治まった気で漕ぎ出
すといきなり風にやられるパターンが
良くあります。

今回のメンバーは針屋さんと同僚の3
人です。

同僚はなにやら秘密兵器を複数導入し
たとのことで楽しみです。と言っても
カヤック関係ではなく宴会関係です。

実は私も用意していました。実戦での評価が重要ですから。

16110203 予想どおり、海上は風が強く東からの
波もあって漕ぎにくい状況です。

今回は防風も兼ねて薄手のウェットジ
ャケットにしたのですが、風でしぶき
がかかり濡れてきます。そこに風が当
たると寒いのなんのって。やっぱり、
パドリングジャケットにするべきでし
た。

画像の左手の濡れが左半身に拡大していきました。

16110204 左からの風と波でバウが振られるので
イマイチ速度が上がりません。以前受
けた針屋さんのアドバイスがうまく出
来なかったこともあるのですが。

そんな訳で、直島の東南端までの7km
強に1時間半位かかりました。このま
ま葛島に向かうと到着時には日没を迎
えることは確実なので、ここの浜でテ
ントを張ることに急遽決定しました。
何か行き当たりばったりです。

怪我の功名というか、直島本島でキャンプするのはこれが初めてなんです。

16110205 残念ながら角度的に風を遮ることがで
きず、テントが風をはらまない方向で
張りました。宴会だけ崖の側でできそ
うです。

浜自体は広く奥行きもそれなりにある
のですが、結構植物が生い茂っている
ので波打ち際に近いところにテント場
を設定せざるを得ませんでした。

夜の満潮は10時過ぎで、昼と同じ位の
潮位なので問題は無いはずです。

16110206 夜の宴会はフリース+ウィンドブレー
カーで何とかなりました。

同僚からの宴会グッズの披露が何件か
あったのですが、画像を撮るのを忘れ
たので次回に譲ります。正直、私の評
価では難あり物件が多かったですが。

で、私の今回のイチ押しは携帯ラジオ
です。今まで携帯性を重視したものは
持っていたのですが、アナログチューニングでイヤホンケーブルがアンテナ代わりなので扱いが面倒くさくスピーカもおまけ程度なのでお蔵入りになってました。

今回導入したのは、デジタルチューニング、ロッドアンテナ、スピーカ仕様のもので、大きさもコンデジくらいのコンパクトなものです。値段も2,980円位でリーズナブル。防水ではありませんが。

ラジオに集中して聞く訳ではないですが、何となくの賑やかさがいいです。天気予報も聞けますし。

16110207 宴会は早々と8時半頃に終了してテン
トに入りました。寒いですから。

ラジオを聞きながら、満潮を確認しよ
うと横になっていたら、寝込んでしま
い気がついたら丁度10時頃だったので
外に出てみました。

うーん、微妙。波打ち際がテントまで
2m弱まで近づいています。

しばらく監視して、ピークを過ぎたようなので、テントに入って寝ました。でも、この後もう少し近づいたようでした。

16110208 どうやら浸水せずに朝を迎えることが
できました。波打ち際には、監視時に
製作した砂の防波堤が残っています。
当然、自分のところだけです。爆睡し
ている人の面倒まで見るつもりはあり
ません。

風は少し吹いてはいますが、夜中にか
けて随分収まったようです。

メッシュインナーテントと春秋用シュ
ラフで快適でした。

モーニングコーヒー後、同じコースで日の出に戻りました。因みに今回のルートは潮の影響はそれほど大きくなく、どちらも追い潮気味でした。

16110209 帰りは行きよりもずっと早く日の出に
到着し、陽気もいいのでロール練習を
敢行しました。

そうそう、シートのかさ上げの効果を
確認することもその目的です。

結論から言うと、余り変わりらず上り
はイマイチでした。針屋さん、同僚は
好調のようでした。

バランスは浮くことは浮くのですがパドルの浮力に頼り切っている感じ。ハンドパドルロールも2回目で上がったり。何か疑心暗鬼状態になっています。

終わり頃にはガクガクブルブルだったので、練習も今シーズン終わりに近づいていますが、どうしたもんか悩みます。ツーリング自体は楽しかったんですけどね・・・。

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