以前、ジムニーが体を伸ばしたまま寝
られて車中泊仕様になることを確認し
ました。
実際寝てみると外から丸見えで、朝の
日差しも強烈なのでサイドとリアのウ
ィンドウ用シェードを製作してみまし
た。
画像はちょっと分かりにくいですが、
サイドとリアに装着したところです。
今回製作のシェードは日よけと冬場の
断熱効果を狙ったものですが、追加条
件として製作容易&安価&コンパクト
としました。
本来は良く使われるキャンプマットが
最適なんでしょうが、窓5枚分となる
と結構な値段になり、また嵩張るので
グレードはかなり落ちますが、冬場に
絨毯の下に敷く薄手の断熱マットにし
ました。厚さ4mmなのでキャンプマットよりは、かなり保温性能が落ちるでしょうが、コスト&収納サイズ重視です。サイズは2畳用を買ったら少し余る程度でした。
ちなみに、フロント部はいつも使っている市販の日よけを使います。
まずは、マットを窓に合わせて切りま
す。切り過ぎても余っても使い勝手が
悪いので慎重に切ります(疲れます)。
結局、心配で余り気味になるんですけ
どね。
で、これをどうやって窓に固定するか
ですが、一般的には吸盤が使われてま
す。
しかし、吸盤をマットへどう固定する
かいいアイディアがなく、コストアップにもなるので止めました。
そこで、バーを使った固定法に至るの
ですが、バーにもコストがかけられま
せんが強度はそこそこ必要です。
思案の末、正式名称知りませんが「ハ
ニカムプレート」を切って使います。こ
こでは8マス分を使って作成しました。
これは、運転席の窓ですが、マットを
付けて現場合わせで窓に合うようにプ
レートを切っていきます。ガラスと窓
枠の間にくぼみがあるので、そこに差
し込んで固定します。ハニカムの端を
潰して差し込むのもありです。
マットが垂れているのはもともとあっ
たシワの部分で我慢します。
基本的に、窓1枚あたり2本で固定で
きるのですが、端の方がめくれてくる場合があるので、マットの余った部分をガラスと窓枠の間に差し込むか、プレートのかけらを隙間に差し込んで固定します。
これが、リアの部分です。
光が端から漏れていますが、まあ、
「無いよりは」はるかにいいです。
また、マットが薄いので完全に遮光で
きている訳ではないんですが、これは
キャンプマットも同じ傾向だと思いま
す。というのは、この手のマットはア
ルミ部分の厚さが非常に薄いんです。
断熱効果もその薄さから多くは期待できませんが「無いよりは」ましです。それに、車自体鉄板で放熱も大きいですから。
これが全部をまとめたところです。薄
っぺらいので、狙い通りコンパクトに
なります。
端が浮き上がりにくいように、銀の方
を内側にしたほうがいいと思います。
百均で収納袋を見つければ完璧ですね。
で、試してみました。
場所は恩原スキー場へ行く途中の駐車
場です。
季節は冬なんですが暖かい日で、朝の
気温も実測2℃位だったので、厳寒時
の試験にはなってませんけど。
寒さ対策は、スリーシーズンとサマー
シーズン用のダウンシュラフの2枚重
ねで、衣類は長袖シャツと薄手のフリ
ースで全く問題なしでした。
室温は9℃くらいでした。室内が狭い
ので暖気が溜まりやすかったのかも知
れません。
マット内側には水滴がついていたので
そのまま仕舞うとカビ発生の危険性が
あり、乾かして(別名車内放置)から収納します。
これ以上の寒さについては何とも言えませんが、着込んでフリース毛布を追加すれば行けるかも。それより、腰が痛かったのでベッド部分の改修の必要性を身をもって感じました・・・。
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